ドラマ「インハンド」の原作の結末が気になる!!
そんな方のために、こちらでは原作漫画「インハンド」のネタバレを紹介していきます。
原作漫画の「インハンド」の結末や紐倉が義手の理由は・・?疑問がたくさんありますが、作品のネタバレから少しでもスッキリしていただければと思います。
インハンドの原作漫画の結末をネタバレ!
アイコンになってるこの写真📷
実は原作者の朱戸アオ先生が書いてくださいました✏️
山下さんと初めてお会いした日に、壁に吊るした紙に書いた絵なんです🖼‼️
大きさはなんと2m超え👀
どんどん描かれて行く紐倉博士を見てスタッフも絶賛でした🙆♀️#インハンド #インハンドプチ情報 #紐倉博士と朱戸先生 pic.twitter.com/La5GbXALIP— 【公式】4月期金曜ドラマ「インハンド」 (@inhand_tbs) 2019年1月24日
インハンドの漫画は1巻が単行本として発売されているのですが、そこでは様々な伏線が回収されていません。
そして、「イブニング」(講談社)で連載中です。
インハンドは、1話完結の物語ですが、その中でも物語全体に渡って隠されている謎もあります。
その1つが、紐倉(演:山下智久)がなぜ義手なのか?ということ。
義手になった原因のヒントは、紐倉と牧野(菜々緒)の会話にあります。
牧野「その腕で一人で仕事するのはまだ無理なんじゃない?」
紐倉「お前にはもう協力しないぞ」
牧野「あらダメ。わたし貸した恩は返してもらう主義なの」
紐倉は「無茶をした」ということも言っているので、過去に無茶なことをして腕を失った。または命すら落としそうになっていたところを、牧野に助けられた。
ということが予想できます。
ドラマはオリジナルでの結末になるのか、ドラマ最終回までに連載で、理由が明かされるのか?に注目です。
インハンドの原作漫画のネタバレ
ディオニュソスの冠
天才科学者である紐倉哲(ひもくら・てつ)は、右手が義手で、箱根の植物園を研究室として自分の好きなことを研究して過ごしている。
そんな紐倉に「TARSコロナウイルスという致死性の高いウイルスが日本に侵入している」と言ってきたのが牧野巴(まきの・ともえ)だ。
彼女は、国に関わる重大な事項に関して調査をしている、国からの遣い人。
この感染症についての調査依頼を天才的な頭脳の持ち主である紐倉にお願いしにきたのだ。
紐倉は自分の興味のあること以外はやらない主義の変人だったが、牧野からの言葉を聞いて、調査に協力をすることになった。
そんな中、1人の女性が亡くなった。
この女性は「明鈴」と呼ばれており、そこに駆けつけたのは従兄弟の高家春馬(たかいえ・はるま)。
明鈴もTARSの感染の症状が出ていたが、発症前10日の間に東南アジアに旅行していないということで、TARSの検査はされていなかった。
国の感染症に対する対策の甘さに腹を立てていた高家が、明鈴の元に行くと、紐倉と牧野がいて、紐倉が明鈴の上にまたがり、口を開けているところだった。
高家が「やめろ」と怒りをあらわにすると、紐倉は、「TARSを日本に持ち込んだ人物を探している」と言い、検査キットを使おうとしていたのだ。
高家は明鈴も自分も10日以内の海外渡航歴がないことから、TARSを日本に持ち込んだ人物ではないと主張したのち、「協力する」と明鈴の口からの採取を手伝うことに。
高家は元医師のため、正確な採取を行うことに成功した。
日本で検査にかけられないため、明鈴がTARSか分からない中、紐倉と牧野は明鈴の部屋で手がかりを探すことになった。
そこへ、高家も呼び出す。
この時、すでにTARSのような症状で5人の患者が亡くなっていた。
感染の疑いのある患者も多数いるが、10日以内の海外渡航歴がないことから、紐倉と牧野は、患者の交友関係やどういう行動をしていたのかを徹底的に調べていた。
そんな中、目に入ったのが明鈴の部屋に飾ってあった2ショット写真。
写真の相手は、上野由美絵で、明鈴と由美絵は昨年一緒にタイ旅行に一緒に行っていた。
そこから、他の患者との共通点もタイ旅行だということが判明する。
そして、さらにY大学の生徒16名が高熱で入院したことが分かった。
上野由美絵からの話やY大学で入院した16人が同じ授業を受講していたことから分かったのは、大学の受講の講師の趣味がダイビングで2週間前に東南アジアにいっていたことが分かった。
その人物の名前は、相田光一。
彼は、感染しているにも関わらず、症状を発症しない不顕性感染者。
症状を発症しないため、多くの人と接触をして、感染を拡めるスーパースプレッダーになってしまっていた。
SARSの流行時には、患者のうち81%が他人にうつしていのに対して、1人で12~40人に感染を拡げる5人のスーパースプレッダーがいた。
この特異体質を研究できれば、感染症を広めずにすむかもしれない!?と相田光一に興味が向いた紐倉は、相田光一を探すべく、自宅マンションへ向かう。
だが、そこで見つけたのは、マンションの非常階段でなくなっている相田光一だった。
「そんなはずがない」
と落胆する紐倉に対して、その場に居合わせた高倉は、感染症でなく他殺だと伝える。
非常階段を使うほど元気な人がこの場で亡くなる事はないという考察である。
犯人は、TARSの疑いで入院中の男性だった。
TARSが原因で亡くなった女性の恋人。
感染症をばらまいていた相田のことが許せず、揉め合いになり、こういう結果になってしまったとのこと。
今目の前しか見えず、感情に身を任せる事は、自己満足でしかない。
その結果、感染症について研究を進めることができなくなってしまい、未来の命を救うチャンスを失ってしまった。
目の前のことだけでなく、未来を見つめること。
今の自分の命は未来の人の命を繋ぐことになる。
ディオニュソスは、ギリシャ神話の神で、自分の味方には優しく、自分の敵には容赦ない性格です。
ディオニュソスの冠は、恋の相手アリアドネに渡したとされるものです。
アリアドネは、テセウスに恋をして兄弟であるミノタウロスの退治に協力をしています。にも関わらず、テセウスに裏切られ、捨てられてしまった所にディオニュソスと恋に落ち、ディオニュソスから冠を受け取り、幸せな日々を過ごしたということ。
ディオニュソスの冠は、この話題のテーマなのかな?と感じましたが、紐倉のことを表しているのかな?とも感じられますね。
難しいテーマではありますが、1人1人の命に無駄な命はないということが伝わってきました。